期分け |広告の表現

2012-05-19更新
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「期分け」は言い訳

よく見かける「第○期△次販売」という広告の表現。
総戸数の多い大規模物件には、階数や間取りなどの違いによって、
人気のある住戸とそうでない住戸が混在している。
だから一度にすべての住戸を販売すると、
人気がない住戸が売れ残ってしまう。
売れ残りを避けるために、なるべく人気が均等化するように、
物件全体を小分けしきわて時期を変えて販売するのが「期分け」。
期分けすることで、販売初日の完売が可能となる。
「即日完売」をPRすることで消費者の購買意欲をあおるという、
売り主の販売戦略のひとつでもある。

「期」については、「第三期」までは、
少なからずお目にかかるが、「第四期」となると
あまり見かけない。
「第三期」「第四期」を使わず、「最終期」という表現で、
売れ行き不振を偽装している広告もある。
値付けは、デベロッパーにとって死活問題といえる。
値付けに失敗すると、大量の在庫を抱えることになるからだ。
「最終期」の「予告広告」の文字からは、
販売価格の確定に悩み続けているデベロッパーの姿が浮かぶ。
「期」にしても、「次」にしても、数を重ねている住宅は、
不人気住宅であることを売り主自らが証明しているようなものなので、注意が必要だ。

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